ナザレンコ・アンドリー × 福田ますみ 保守派対談のポイント

2022年1月末、都内某所で、在日ウクライナ人で政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏と、『ポリコレの正体』(方丈社、2021年12月発行)の著者でノンフィクションライターの福田ますみ氏の対談が行われました。

LGBT問題を中心テーマとした対談は2時間半にも及び、インタビュー記事は22,000字を超えました。ここでは、その対談内容のポイントをまとめて列挙いたします。

実際の対談記事はこちらをご覧ください。

(以下、カッコ内に「福田」と記載したもの以外は、アンドリー氏の発言)


左翼やLGBT活動家について

● LGBT活動家も共産主義者も、「家族」を敵視する傾向がある。

「LGBT擁護」で日本の左翼も一致したような状況になった。(福田)

● 左翼は、社会内の対立を煽ることが最終目的。そのためにあらゆるマイノリティ(少数者)を使いたがる。

● 左翼に賛同しない人々は、外国人、女性、LGBTでも、マイノリティとして認められない。

● 左翼は、体制側や保守側につくマイノリティを激しく罵倒する。(福田)

● 左翼は、‟人の違い”を強調したがる。それによって分断を煽っている

 ☞ 一人ひとりを属性ではなく、同じ人間として見るべき

● 左翼は、差別に反対しているのではなく、差別の対象を自分が気に入らない人に変えたいだけ

● 日本には性的マイノリティを罰するような法律はなかったし、歴史的に彼らと上手くやっていた。むしろ歴史の中に上手く包摂された人たちで、対立構造がなかったはずなのに、活動家たちが対立構造を無理に持ち込もうとしている。(福田)

● LGBT活動家や左翼が活動する目的は、「平等」ではなく「特権」

● 左翼は「権利」の概念をはき違えている。本来「権利」とは、「(自分が)何かをする権利」なのに、「誰かに何かをしてもらう権利」だと勘違いしている

● 今の左翼は、「差別受けた人を優遇しないといけない」という考え方だが、みんな「同権」にしなければ、いつまでも終わらない。


LGBTをめぐる世界的な状況

● 東ヨーロッパと西ヨーロッパでは、LGBT問題に対する考え方は正反対。

● 東ヨーロッパでは反LGBT運動のほうが盛り上がっている。

● 左翼は「LGBTを支援するのは国際常識」と言うが、世界的に見たら、親LGBTの国のほうが圧倒的に少ない


トランスジェンダーについて

●(性自認について)現実よりも本人の主張や思い込みを優先するのはおかしい

● トランスジェンダーが「0.5%」いるかどうかも疑わしいのに、その人々のゆえに社会全体のあり方を変えるのは非合理的でおかしい。


「性自認」の法制化について

「性自認」という言葉を絶対に法律に盛り込んではいけない。「性自認」は自分だけで勝手に決められることで、法律に入れてしまうと、まさに欧米と同じような犯罪が起きるのではないか。

●「性自認」など心の中は本当かどうか確かめようがないから、客観的なことをもとに法律を作らなければいけない。


LGBT問題に対する提案

◎ LGBTの批判よりも、伝統的な家族の重要性を訴えることが大切

◎ 訴えるだけではなく、伝統的な家族をより擁護し保護するような法案や憲法改正が必要

◎ 家族の重要性に気づかせるような発信と法整備が一番大事


☞ 対談記事はこちら



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